コラム
無料でホームページを作る方法は?
作成 2024.12.04最終更新 2024.12.04
「気軽にホームページを作りたい!」という場合、「無料でホームページを制作できるサービス」を利用する手段があります。
無料とはいえ、クオリティの高い素材やテンプレートを利用できるサービスもあるので、初心者の方でも気軽にホームページを制作することができます。
今回は人気のある「無料でホームページを制作できるサービス」をご紹介します。
サービスを選ぶポイントも説明しますので、是非参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
無料でホームページを作れるサービスって・・・どうなの?
無料でホームページを作るには次の3つの方法があります。
「1」アプリケーションを使用して制作する方法
「2」HTMLやCSSなどの言語でゼロから制作する方法
「3」制作サービスを利用して制作する方法
今回は「3」の「制作サービスを利用して制作する方法」です。
制作サービスを利用すれば、あからじめデザインテンプレートやパーツが用意されているので専門的な知識や技術がなくても手軽にかっこいいホームページを制作することができます。
でも・・・なぜ無料で制作できるのか?
怪しい。。。と思われる方もいるかもしれません。
ご安心ください。今回ご紹介するサービスは決して怪しいサービスではありません。
独自ドメインやメールを利用したい場合、ページ数を多く作りたい場合、広告を非表示にしたい場合にオプションとして費用が発生したり、ECサイト制作サービスの場合には商品が売れた時に都度費用が発生するなどで収益化する仕組みになっています。
とはいえ、自分にあったサービスをみつけてうまく利用すればコストも労力も大幅に減らすことができます。
「気軽にホームページを作りたい!」という場合には利用する価値はありますよね!
サービスを選ぶときには
サービスによって特長や機能、無料で利用可能な内容に差があります。
自分が作りたいホームページによってサービスを選びましょう。
会社概要やサービス紹介のホームページを作る場合
Wix(ウィックス)
デザインのテンプレートが他社サービスと比較しても非常に多く、アニメーションやパーツ、機能も豊富なので手軽にかっこいいホームページを作ることができます。
逆にいうとテンプレートや機能が多いので選んでいくのが大変かもしれませんが、自由度が高いのでイメージが浮かんでいる人には向いているサービスです。
また「Wix ADI」というAIを利用してホームページを作ることができますし、「Wixエディタ」というサービスを利用すれば自分の好みにカスタマイズしていきながら作ることができます。
まずは「Wix ADI」を使って作ってみて、細かい部分は「Wixエディタ」に切り替えて調整していくことも可能です。
ホームページの作りにもよりますが、Wixは少し表示が遅いのが気になりました。
また、無料プランだと広告が表示されたり、メーが使えなかったり、独自ドメインが使えません。
Jimdo(ジンドゥー)
デザインテンプレートを選んで写真やテキストを修正するだけで見た目の良いホームページが作れます。少し古いデザインテンプレートが多いのが気になるところですが。。
こちらも「ジンドゥーAIビルダー」というAIを使って、質問に回答していくだけでホームページを制作できます。
ジンドゥーAIビルダーを使うと楽にホームページを作れますが、デザインはAIに選ばれてしまったり、自由にアレンジすることができないので「あれをこうしたい」、「デザインはこんなのにしたい」という方には向かないかもしれません。
その場合には「ジンドゥーAIビルダー」ではなく「ジンドゥークリエイター」というサービスを利用して制作する必要がありますが、「ジンドゥーAIビルダー」で作ったホームページを「ジンドゥークリエイター」に切り替えることはできません。
無料プランだと独自ドメインは使用不可で、広告も表示されます。5ページまで制作可能です。
ペライチ
無料だと1ページのみ制作が可能となっていますので、簡単な会社概要のホームページを制作するのに向いています。日本発のサービスなので日本語でのサポートもあります。予約機能や決済機能もあるので店舗のホームページとしても利用できますね。
無料のフリープランだとメールフォームが使えなかったり、独自ドメインの使用や広告の非表示はできません。
WordPress(ワードプレス)
無料のテーマ(テンプレートのようなもの)が多くありますので、それを使って作っていきます。
ホームページは無料で作れますが、別途ドメインとサーバーが必要になるので、それらの費用がかかります。
セキュリティを確保しておくためにもアップデートや何かあった時のためのデータバックアップなども必要になりますが、世界でもっとも利用されているCMSなので、動作は軽くて安定しています。
EC用のホームページを作る場合
ネットショップ(ECサイト)を作ってみたい!という場合に気軽にホームページを作れるサービスをご紹介します。
BASE(ベイス)
数は少ないですがクオリティの高いデザインテンプレートが用意されていたり、多くの決済方法を利用することができるので気軽にECサイトを無料で制作することができます。
また、お店のブログも作ることができるので、商品の魅力をたくさんアピールできるのも良いですね。
クレジット決済機能も「BASE かんたん決済」を利用すると審査不要で使えるようになるので、ホームページを制作してすぐに運営できるのは大きな魅力ですね。
他社で取得した独自ドメインを無料で使用できるのも良いですね。
商品が売れた際に決済手数料がかかり、売上の振込は申請してから通常10営業日で入金されます。
STORES(ストアーズ)
デザインテンプレートはBASEよりも多いので選択の自由度は高いです。
ファッションコーディネートアプリWEARと連携することができるので、ファッション系のECサイトを立ち上げたい!という方は今後の運用の選択肢が増えますね。
メルマガを発信したいという場合にも使い勝手が良いと思いました。
STORESはフリープランでは独自ドメインを利用できません。
商品が売れた際に決済手数料がかかり、売上の振込は月末締め・翌月末支払いと少し長いのがサービスを選択する際に注意したいところです。
ブログや情報発信メディア用のホームページを作る場合
Ameba Ownd(アメーバ オウンド)
非常にシンプルで素敵なテンプレートが多い印象です。
無料だと3ページまで制作できます。会社概要メインのホームページ向きですね。
Abemaのサービスですのでブログや情報発信をAmebaブログで行っている方は使いやすいかもしれません。
また、SNSとの連携はAmeba Owndの強みなので、SNSをしっかり運営されていて、ホームページは会社の情報を掲載しておくだけのものという位置付けで活用できそうですね。
こちらも無料プランだと独自ドメインは使えません。
サービスを選ぶポイントは?
それぞれのサービスで無料だと何ができるのか?有料だと何ができるのか?をチェックしてみましょう。
無料プランだけでなく有料プランにした場合に何が使えるのかも重要なポイントです。
「ホームページ運用にも慣れてきたのでさらに拡充させたい!けど、このサービスでは有料プランに切り替えてもやりたいことができない」
そうならないように今やりたいことと、今後やりたいことにマッチしているサービスを選択すると良いと思います。
共通のチェックポイント
- ・独自ドメインは使えるか
- ・ストレージ容量制限がないか ※特にブログを構築する場合には要チェックですね!
- ・ページ数の制限はないか
- ・サービスを解約したときにホームページはどうなるのか
コーポレートサイトの場合
- ・気に入ったデザインがあるか
- ・デザインのカスタマイズができるのか
- ・メールフォームなど、使用したい機能は提供されているか
ECサイトの場合
- ・登録商品数は何点まで可能か
- ・販売した際にかかる決済手数料はいくらか
- ・支払いサイクルはどうなっているか
- ・決済方法は何に対応しているか
無料ホームページ作成サービスを選ぶポイント
まとめ
手軽にホームページを作るにはサービスを利用するのも良いと思います。
特に本当に少しの情報だけであればペライチは操作性も良いと思いました。
本格的なホームページを作りたい!カスタマイズ性を重視したい!という人にはWordpressが良いかもしれません。
どのサービスを利用するにしても、やっぱり無料だからこその理由がありますので、費用面だけでなく、
・今どのようなホームページを作りたいのか
・今後ホームページをどのように活用していきたいのか
を考えて、それらがマッチしたサービスを見つけてみてください。
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